皆さんは、こんなことに悩んでいませんか?
指導者「選手に描き込みを使って振り返りさせているけど、どうも質が低い気がする...🤔」
選手「映像に振り返りコメントを残すよう指示されたけど、ポイントがイマイチ分からない...🤔」
そんなときに役立つのが、『戦術クイズ』を用いた活用です。
目次
1. 戦術クイズとは?
- 描き込みと返信の機能を使った活用方法です。
- 指導者が問題を出し、選手がそれに解答することで、振り返りを進めていきます。
2. 戦術クイズのメリット
- 振り返りのポイントが絞られるため、選手がコメントしやすくなります。
- 解答を通して、指導者が選手たちの理解度を把握しやすくなります。
3. 戦術クイズの特徴
この活用方法は、「クイズ形式で振り返りのシーンを指定する」ところが特徴です。
「映像全体を通した振り返り」と「戦術クイズを用いた振り返り」を以下のように比較してみましょう。
「映像全体を通した振り返り」では、選手が自分でシーン(良かった点、改善点など)を探します。
これは選手たちの主体的な取り組みとなるので、一見良さそうですが、振り返りのポイントを理解していない場合は描き込みしにくくなり、結果的に質の低いコメントになりがちです。
また、複数の選手が映像の中に直接コメントするため、振り返りシーンで溢れてしまい、それをまとめる時間が必要になります。
一方、「戦術クイズを用いた振り返り」では、指定した1,2シーンが振り返りの対象となるため、シーンを探すのはクイズを作成する1名(指導者もしくは選手)だけです。
作成者は少し大変ですが、振り返りのポイントが絞られるため、選手たちが振り返りコメントを残すときのハードルが下がります。
また返信機能を使うことで、クイズへの解答を一覧表示することができるので、「誰がどの程度理解できているのか?」ということを把握することが可能です。
4. 戦術クイズの手順
- 戦術クイズを作成する(描き込み機能を使用)
- 選手から解答を集める(返信機能を使用)
- 答え合わせをする(返信機能を使用)
5. 具体的なスケジュール例とポイント
たとえば、日曜日の試合から戦術クイズを作成する場合、次のように進めていくことができます。
「選手がコメントしやすくなる」というメリットを活かすためには、アップロードとクイズ作成を素早く済ませる、というのが最大のポイントです。
慣れるまではクイズの質にあまりこだわらず、スピード重視で進めていくのが良いと思います⭕️