皆さんは、振り返りには"型"、"フレームワーク"はありますか?
「最初にこうやって振り返って、次にこの視点で振り返って、最後にまとめる」
といったような順序や流れです。
今回はSPLYZAが今一番オススメする「KPT法」を、
そして、「SPLYZA×KPT法」についてご紹介いたします。
目次
1. KPT法とは?
- KeepとProblemの2つの視点から振り返り、次のアクションTryを決める
- 実際にビジネスシーンでも利用されている
- シンプルでわかりやすく、行動に繋げることができる
2. SPLYZA×KPT法のメリット〜なぜオススメなの!?〜
スポーツは複雑で複合的です。コート上、ピッチ上では同時多発的にプレーが発生しています。
KPT法は、そんな複雑なスポーツをシンプルなフレームワークで、簡単に整理することができます。
そして、振り返り、整理したものから、次の行動も考えやすいフレームワークです。
そのため、振り返りの質が向上し、自然と次の練習や試合の質が向上します。
- 次の練習や試合に繋げやすい
- KeepとTryが「継続する」「試す、取り組む」と動詞である。それによって自然と次の練習や試合で意識づけしやすくなります。
- "Good"ではなく"Keep"であることで「結果オーライ」になりにくい
- 苦しい状況からスーパープレーで打開することは"Good"になりがちだが、それは結果オーライでもあります。まず苦しい状況を生まないことが重要です。Keepの視点だと、"結果"だけでなく"過程"も見る視点が養われます。
※振り返りで"Good"を用いることが悪いわけではありません。"過程"も見れているかどうか、が重要と考えています。過程を振り返ることで「その後にどう活かすか」に繋げやすくなります。
- 苦しい状況からスーパープレーで打開することは"Good"になりがちだが、それは結果オーライでもあります。まず苦しい状況を生まないことが重要です。Keepの視点だと、"結果"だけでなく"過程"も見る視点が養われます。
- チームの現状把握が簡単にできる
- SPLYZA Teamsを使うことで自然と映像を見て思い出すところから始まります。そして、理解が容易な枠組みで振り返るので、誰でも簡単に取り組むことができるようになっています。
- あるテーマに関連するプレーを見つけて、「継続したほうがいいか」「問題として取り上げほうがいいか」のモノの見方はシンプルです。
*その判断基準が指導者から見て、正しくないと感じたとしても、指導者から見た今のProblemを見つけることができます。
3. SPLYZA×KPT法の推奨環境と手順
0. 推奨環境
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テーマを決める
-
映像を見ながら、タグをつけ、描き込みで解説
(前回の黒板/ホワイトボードの写真を確認してから) -
KeepとProblemを共有
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挙げられたKeepとProblemを踏まえてTryを発表する
-
次のTryを決定する
-
結果を写真に残す
スライドは左右にスクロールしてご確認いただけます(⬅︎👆➡︎)
4. 具体的なスケジュール例とポイント
たとえば、日曜日の試合から戦術クイズを作成する場合、次のように進めていくことができます。
MTGのポイントはなるべく早く!MTGも練習のうち!
MTGの時間をガッツリ確保できるならば、一緒に編集して、そのままKPT法に進められます。
どうしてもMTGの時間をガッツリ確保できない場合は、KeepとProblemの視点に慣れてきていたら、
短めのMTGを設定し、その前に各自が振り返り&編集をしてくるパターンも可能だと思います。