ここでは、SPLYZA Teamsの活用方法をステップごとに解説していきます。
ステップ2は「振り返りの習慣を付ける」です!
ステップ1「映像を見る習慣を付ける」はこちらからご確認ください。
1.振り返りとは?
振り返りとは、チームや個人のプレーを客観的に見直し、そこから学びを得て、今後の改善や成長に活かすプロセスのことです。
これは「内省」とも言い換えられ、チームや個人のプレーを思い返し、思考や気持ちを整理することを意味します。
振り返りの目的は、過去のプレーや結果をそのままにせず、そこから学び、次の行動に繋げることです。
例えば、試合の終了後に振り返りを実施すれば、成功点や改善点が明確になり、次の練習、試合、大会に活かすことができるでしょう。
2. 「映像を見る」ことと「振り返りをする」ことの違い
ステップ1では、映像を見る習慣を付けることの大切さを述べましたが、振り返りにおいても、映像を見ることは重要です。
映像があれば、同じシーンを何度も見返すことができ、成功点や改善点を見つけやすくなります。
しかし、映像を見ることと、振り返りをすることは、必ずしもイコールではありません。
ただ何となく映像を見て終わりにするのではなく、そこから学びを得て、次の行動に繋げる意識を持つことで、「映像を使った振り返り」を行うことができます。
「どこを改善するべきか?」
「なぜこのプレーが起こったのか?」
「自分の良かったポイントはどこだったか?」
「次回はどう改善していくか?」
こういった視点を持って映像を見ることができれば、振り返りをすることにつながるでしょう。
3. 具体的な振り返り方法
SPLYZA Teamsを使った振り返りでは、「編集機能」を使うことがおすすめです。
「タグ」や「描き込み」を使うことで、どういう振り返りをしたのか、映像の中に残すことができ、自分やチームメイトが後から見返しやすくなります。
タグを使う
タグを使って振り返りをするパターンは様々ですが、ここではKPT法を紹介します。
KPT法とは、Keep(継続するべきこと)、Problem(問題点)、Try(次に試したいこと)の3つの視点から練習や試合を振り返る方法です。
映像を見て、重要なシーンに3種類のタグを付けることで、成功点や問題点を分類し、後から見返しやすくすることができます。
KPT法の詳しい解説は下記をご参照ください。
▶【SPLYZA推奨】次の行動を決めやすい振り返りの型「KPT法」とは?
描き込みを使う
描き込みは振り返りに最適な機能です。
映像を見て、気になったシーンや課題となるシーンに描き込みを入れることで、自分の考えを共有することができます。
試合映像すべてを1人で振り返りすることが難しい場合は、数分単位で分担して編集することで、一人あたりの負担を軽減することが可能です。
また、戦術クイズのように返信機能をうまく活用すれば、視点を揃えて効率よく振り返りをすることもできます。
戦術クイズの詳しい解説は下記をご参照ください。
4. 振り返りの習慣を付けよう!
SPLYZA Teamsには、振り返りに役立つ機能が備わっています。
タグや描き込みは、誰でも扱いやすく、とても簡単な機能です。
映像を見る習慣が付いてきたら、編集機能を使って振り返りをしてみましょう。
振り返りの習慣が付けば、今まで以上に練習の質が向上し、成長スピードも早くなります。
ぜひたくさん振り返りをして、もっと上手く、もっと楽しくプレーできるようにしていきましょう!